【S35使用構築】破壊神バドゼルネ対面コントロール【最終410位-1832】
こんにちは、ミラです。
S35お疲れさまでした。剣盾ランクマ最後のシーズンに自己最高レート更新と初の3桁前半を取ることができたので構築記事を書こうと思いました。
最後まで読んでいただけるとうれしいです!
【使用構築】
【構築経緯】
S34に初めてゼルネアスを使用してゼルネアスの全抜き性能を気に入り、ゼルネアス軸の構築を組むことにした。
この環境でのゼルネ構築の中で、レブロンぽけさんの黒バドゼルネの並びが再現性のある展開をしやすいと感じ、この2体を軸として構築を考えた。
再現性のある動きとして、「黒バドで起点作成→ゼルネで暴れる→対面性能が高いポケモンでスイープする」という対面的な動きをしたいと思い、対面性能が高いポケモンとしてザシアンとスカーフオーガを採用した。
残りの2枠に求める要素として、
①ゼルネを通しにくい相手に出す補完のエース
②黒バドミラーの同速勝負以外の解答
から考えた。
①ゼルネを通しにくい相手に出す補完のエース
ゼルネを通しにくいのはザシアン+ほかの鋼タイプの並びで、これに一貫するアタッカーとして珠ランドを採用した。
②黒バドミラーの同速勝負以外の解答
この構築ではゼルネを先に展開できれば黒バドも問題ないので、初手に出てくる黒バドへの対処が必要。そこで、受け出しから黒バドを交代させつつ対面操作ができる蜻蛉イベルを採用した。
【コンセプト】
再現性の高い立ち回りを意識して勝率を安定させる。
【個体紹介】
黒バドレックス@気合の襷
特性:人馬一体
性格:臆病
アストラルビット/リフレクター/怖い顔/挑発
実数値(努力値):175-81-101(4)-217(252)-120-222(252)
起点作成も攻めることもできる万能ポケモン。ザシアンに基本対面勝てて、ゼルネの起点にできるイベルを呼ぶためゼルネとの相性は抜群だった。
物理に対してはリフレクでゼルネに耐性をつけ、特殊に対しては怖い顔でゼルネが上からジオコンを積めるようにする。電磁波展開を止める挑発も入れることで初手置き性能が高い。
ザシアン@朽ちた剣
特性:不撓の剣
性格:陽気
実数値(努力値):193(204)-190-142(52)-×-135-220(252)
HB:特化巨獣石火耐え
S:最速
上からの縛り性能が高いHSベース。技構成はホウオウナットに撃てるワイボ聖剣、火力を補助する剣舞。ディアルガのスチルが面倒だったためインファではなく聖剣を採用した。
相手のザシアンに強いというだけでほとんどの相手に投げやすいところがえらかった。
ラス1にこのポケモンを置くことでゼルネのメタモン対策となる。
カイオーガ@こだわりスカーフ
特性:あめふらし
性格:臆病
潮吹き/雷/れいとうビーム/熱湯
実数値(努力値):175-108-111(4)-202(252)-160-156(252)
環境に水無効できるポケモンがほとんどいないため通りが良く、スカーフで上からしばきまくった。雷、冷ビ、熱湯の上振れ要素も強かった。ゼルネで相手のダイマポケモンと撃ち合った後にすべてを洗い流した。
ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
性格:控えめ
ドレインキッス/雷/ラスターカノン/ジオコントロール
実数値(努力値):221(156)-128-118(20)-201(252)-119(4)-129(76)
有名な調整だが意図は忘れた
本構築の絶対的エース。相手の鋼タイプが2枠以上の時以外は積極的に出していった。
リフレクや上からスチルを積んでいくことでザシアンも貫通できる。ザシアンを突破できればBCDSが上昇した化け物が誕生しているためほぼ負けなかった。ホウオウを重く見て雷を採用したが、ムンフォ媒体のダイフェアリーの火力や身代わりが欲しかった場面もあって技スペースがずっと足りなかった。
色ゼルネと色ザシアンの並びがきれいでとても気に入っている。
イベルタル@黒い眼鏡
特性:ダークオーラ
性格:陽気
イカサマ/不意撃ち/とんぼ返り/挑発
実数値(努力値):207(44)-183(252)-117(12)-×-119(4)-158(196)
HB:特化巨獣斬を15/16耐え
A:ぶっぱ
S:最速ランド抜き
本構築の諸説枠。相手の黒バドに受け出してから対面操作をすることでこちらの黒バドを着地させて展開しやすくできる。さらに、ゼルネが暴れた後にダークオーラ+黒い眼鏡による高火力イカサマ・不意打ちで相手を縛ることができる。挑発を入れてルギア絡みの受け崩しをできるようにした。ダイマはゼルネで切りたいため、ダイマなしで強い型にした。
最終日になってからこのポケモンを採用したが、相手が黒バドを出してこないとけっこう腐るため選出択が発生してしまうという問題があり、結局選出機会は少なくなっていた。選出画面にいるだけで黒バドに圧をかけることができるのでそういう意味では採用してよかった。
【感想】
S34の時の反省を生かし、積極的に攻めるようにしたため下振れによる負けが少ない構築が組めたと思います。
S35では最終盤に3桁で安定して戦えました。900位から無敗で400位まで上がることができてよかったです。剣盾最後のシーズンで自己最高レートの更新ができて満足しています。